遺品整理士ってどんな資格??
聞きなれない資格ですよね。今回は高齢者の孤独死が問題化する中で今後、需要が見込まれる遺品整理士をクローズアップしたいと思います。
遺品整理士とは下記を理念とする民間資格です。
- 遺品整理士は一般財団法人 遺品整理士認定協会の認定資格であり、遺品整理を単なる作業として捉えるだけでなく、故人の供養という認識をもって活動する。それにより遺品を丁重に扱えるようになる。
- 遺品に関連する法令や慣例の正しい知識をもって扱えるようになる。
- 今までの遺品整理の事例から得られた実務のロードマップまた注意点を理解し、円滑な作業をこなすことが出来るようになる。
- 資格認定により、一定のガイドラインを定め、各資格保持者を指導、監督することができ、作業の健全化を図ることができる。
- 協会が資格保持者を優先的に業務発注できるように行政に働きかけをしており、高額請求、不法投棄などの諸問題を無くすことができる。
将来的に遺品整理事業をしたい、もしくは現在携わっているが知識を深めたい方にはおすすめの資格かと思われます。では、次に取得までの流れを見ていきましょう。
取得までの流れ
申し込みから遺品整理士認定までは約2か月間を要します。
1.申込み
2.入会金および会費納付
3.DVD教材にて学習
4.レポート提出
5.合格認定書の発行
入会金:25,000円
会費(認定手続き含む):7,000円(2年間有効)
願書受付期間:随時 ※反社会的勢力の方は認定できないそうです。(当たり前です)
申込資格:制限なし
合格率:60%~70%
難易度:比較的易しい(しっかり学習すれば)10人中3人は不合格なので気を抜かずに勉強!!
公式HP
一般財団法人遺品整理士認定協会 |「遺品整理士」の資格を認定している「遺品整理士認定協会」の遺品整理に関するホームページ
「遺品整理士」の資格を認定している「遺品整理士認定協会」です。社会問題になっている、孤立死、孤独死問題に「遺品整理」という視点から取り組んでおります。現代ほど"遺品整理"という仕事に対し、注目が集まっている時代は、これまでなかったでしょう。...
まとめ
取得費用と認定の更新費用が発生するのがマイナスポイントですが教材、資料など一式手に入れられ学習できるので許容範囲ではないでしょうか?試験自体もレポート課題を提出するだけですの試験が苦手な方にも安心ですね。やはり、遺族様も正しい知識を持ち合わせる遺品整理士に依頼する方が安心できます。
また、清掃業、リサイクルショップ、運送業に遺品整理士を取り入れる事で新たなビジネスチャンスになり得ます。古物商許可や一般(軽)貨物運送事業許可、一般廃棄物収集運搬許可などと組み合わせることで遺品整理のプロとして遺品整理士資格が生かされるでしょう。 将来的には公的資格になる可能性ありあますので興味がある方は取得が簡単なうちに取得したほうが良いかも知れませんね。
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